「心づかいQ&A」について

ニューモラルで人気のコーナー。

モラロジー研究所の玉井哲講師が、さまざまなお悩みに答えます!!

Q:国際結婚の是非

私には同じ会社で働く外国人の恋人がおり、交際5か月目でプロポーズされました。しかし、母と祖父母は「外国人だから無理なものは無理」との一点張りで、猛反対です。彼をわが家に招待したときは、楽しく談笑していたにもかかわらず、「この結婚を進めたら親子の縁を切る」とまで言われています。私は、グローバル化が進む今、結婚に国籍は関係ないと思うのですが、将来、子供ができたときに家族の仲が悪いのはよくないとも思い、不安を感じています。(20代・女性)

A:親を非難するのではなく、しっかり自立を

外国人の恋人との結婚について、お母さんやおじいさん、おばあさんに猛反対され、立ち往生していらっしゃるようです。

結婚という人生の一大事に、最愛の人と巡り会うことができたのであれば、すんなりと祝福してあげてもいいのでは……というのが第三者の気持ちです。しかし、ご家族にとってみれば、まったくの異文化の人との生活を思うと、さまざまな不安と戸惑いを抱かれることも容易に想像できます。

今日、私たちの生活はグローバル化が進み、諸外国の人々との交流の機会が増えています。異文化間の対話や相互理解、相互協力なしには、それぞれの国家や地域の発展を実現しがたい時代に突入しているといってよいでしょう。そのような中で出会う男女に、言葉や文化の違いを乗り越えて互いを信じ、愛し合える人間力があったなら、国境を越えた恋愛に進んでいくケースは、これからもますます増えていくことでしょう。

しかし、今回のあなたのような結婚ということになりますと、あなた個人の問題にとどまらず、あなたのご家族がどれほど異文化の慣習に適応できるかということもポイントになります。ご家族の反応をうかがう限り、慣れ親しんだ日本的な生活以外には想像できないほどの不安を感じ、「それなら親子の縁を切る」という拒絶反応が出るのも不思議ではありません。

ただ、冷静なご家族のようですから、頭ごなしに反対しているように見えたとしても、あなたを育ててきた親だからこその強い思いがあるのかもしれません。あなたがこの結婚に対して、どのような苦労があっても耐えていけるだけの覚悟はあるのかと、身を切る思いで問うておられると考えることもできるからです。

あなたにとって、とても大切な彼であるとすれば、なおさら冷静に、決して短慮に走ることのないよう、少し時間をかけることにしてはいかがでしょうか。交際を始めて5か月という期間を考えると、反対されるご家族への配慮、あなたにもある「子育てや家庭不和への不安」の解消、そして彼の家族に対する配慮も必要です。ここは彼との交際を大切に継続しながら、周囲の人々に少しでも安心を与えられるよう、2人して努力されることをお勧めします。

もし、あなたが親の反対をバネにして、真の大人としていっそう深く親の思いを見つめ直し、自分たちの思いも理解してもらえるように粘り強く努力をするのであれば、最後は誰も反対できるものではないでしょう。

要は、自分たちの結婚を考えるだけでなく、誠心誠意、親に安心を与えられるよう、本気で行動できるか否かに、あなたの人生のすべてがかかっていることを心得てください。応援しています。
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