心のしおり

【Vol.161】思いやりのすれ違い

高校教師のKさん(34歳)夫妻は、結婚して2年目。初めての子供を授かって体調が不安定な奥さんを気づかい、“夜は早く家に帰って、できるだけそばにいるようにしよう”と考えています。一方の奥さんは、帰宅後も授業準備などで忙しそうにしているKさんを気づかって、話しかけるのを遠慮している様子です。お互いに大切な相手を思いやっているはずなのに、なぜだか2人の間はぎくしゃくしてきて……。

「思いやり」について考えるとき、「相手の立場に立つ」「相手の気持ちになって考える」といった言葉をよく耳にします。しかし、本当に相手の立場になり代わってその気持ちをうかがい知ることは、現実には難しいものです。そこには“こうすれば相手は喜んでくれるはず”という「思い込み」や「思い違い」、時には「思い上がり」も含まれているかもしれません。

 

どれだけ大切に思いやろうとしても、自分の視点から相手の気持ちを推し量るだけでは、どうしても「すれ違い」が生じてしまいます。そういうときこそ「お互いの気持ちや状況をきちんと言葉にして確認し合うこと」が重要になるのではないでしょうか。

 

それは、自分の目が届かないところにまで「思いやり」を行き渡らせるためにも、また、お互いが心安らかに「思いやり」を交わすためにも、必要なことであるのです。

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