「対話力」の強化こそ、納得のいく解決へと導く 『紛争解決のあり方を考える』 日常世界と法の世界の架橋を求めて 吉田 勇 著 A5判 64 頁 定価 630 円(税込)
日本の紛争事例研究を通してわかるのは、当事者が相手方の〈誠意ある対応〉と〈納得のいく解決〉を求めていること。利害や価値観などが多様化する現代の紛争解決法を考える。
【 主な内容 】 一 はじめに――今回の趣旨/ 二 日常世界と法の世界の乖離――日常言語と法的言語の乖離を通して/ 三 日常世界と法の世界の相互浸透――二つの紛争事例を通して/ 四 「紛争事例研究から日本社会研究へ」(一)――〈誠意ある対応〉過程の研究/ 五 「紛争事例研究から日本社会研究へ」(二)――〈納得のいく解決〉過程の研究/ 六 結び
【 著者略歴 】 吉田 勇(よしだ いさむ) 昭和20年(1945)、長崎県佐世保市生まれ。九州大学大学院法学研究科修士課程修了。専門分野・法社会学。九州大学助手、熊本大学助教授などを経て、平成元年、同大法学部教授、13〜15年および17〜19年に法学部長を務める。現在、熊本大学大学院社会文化科学研究科教授。編著書に『法化社会と紛争解決』、『紛争解決システムの新展開』(ともに成文堂)、『末弘厳太郎と日本の法社会学』(東京大学出版会)など。