「招かなくても、蝶や蜂が集まるような品性をつくらなければいかん」 モラロジーの創建者・廣池千九郎は、経営をつかさどる者の心得をこう述べます。 品性の基となるものに、慈悲があります。 社員への慈悲、顧客への慈悲、自社をはぐくんでくれた故郷への慈悲。 自分ではない誰かに注ぐ慈悲こそが、自身の心を育て、ひいては信頼に、会社を発展させる力に変わっていく――。歴史はそれを雄弁に物語ります。