「峰子さん、峰子さん」と、玄関で私の名を呼ぶ声。どなたかしらと思って出たら、中学時代の恩師でした。米寿を迎えられた、私の大好きな先生です。
右手首を骨折されたときのお見舞いのお返しに「快気祝い」の品を届けに来てくださったのです。12月のとても寒い日に、それも自転車で20分以上もかかる私の家まで……。
「先生、ありがとうございます」と、涙があふれてきました。以前と変わりない先生の元気なお姿を拝見し、うれしくてうれしくて、胸がいっぱいになりました。
先生の後ろ姿をお見送りしつつ、「どうぞ、いつまでもお元気で」と、手を合わせる私です。
(岐阜県養老町) |